【Photoshop】「空を置き換え」は感動するほどすごいという話
今回はAdobe Photoshopの便利な機能の紹介です。
Adobe Photoshop 2021にて使える機能に、「空を置き換え」というものがあります。
昨年公開・追加された機能で、画像の空の部分をAIが自動で認識し、別な空の画像を合成できるというものです。
「空を置き換え」を使ってみる
例えばこちらの画像。
iGATE IKEUCHI EXIT asahikawaのスタッフが撮影した写真ですが、あいにくの曇り空です。
ここで、メニューから 編集 > 空を置き換え を選択します。
なんとこれだけで鮮やかな青空に早変わり!
リフトや木の枝といった複雑な細部も、しっかりAIが認識して切り出してくれています。
ダイアログメニューで細かく調整もできるのですが、よく見ると光の当たり方や境界部分のぼかし方もここで調整されているのですね。
なるべく自然な仕上がりになるよう、こうして元画像の雰囲気まで調整してくれるのは本当にすごいと思います!
プロの現場で使用する場合はもっと丁寧な調整が必要になりますが、ワンクリックでここまでやってくれることに感謝しかありません!
なお各項目の調整内容につきましては、公式ページに詳しく載っています。
さて、それではこちらの画像はどうでしょうか。
見ての通り空の領域が狭く、しかも曇り空と雪景色で境界が分かりにくいものとなっています。
結果がこちら。
なんとしっかり空を認識して置き換えてくれています!
ほぼ白一色の空を自動で認識し、自然な仕上がりにできているのは感動ですね。
最後に
「空を置き換え」という限定的でありながらも便利な機能は、Adobeの意欲的な姿勢が見て取れますね。
最近はAffinityをメインにしているため、あまりPhotoshopは起動していませんでしたが、なんだかんだ魅力的なソフトウェアだと改めて思います。
Photoshopを使ってみたいと思う方には、月額1,078円(税込)で利用できる「フォトプラン」がおススメです。
通常の単体プランでは月額2,728円(税込)もかかってしまい、お世辞にも安価とは言えません。
Adobe Frescoといった付帯ソフトなどを使う予定がなければ、フォトプランの契約で十分と言えます。
機能面やコストを考えて、より良いデザインワークを送りましょう。