【Affinity】Affinity Photo/Designer の惜しい点

TOMIX編集部

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株式会社トミックス

以前はAdobe製品を主に使っていましたが、最近はもっぱらAffinity製品が中心になってきました。
動画制作に関してはまだAdobeから抜けられない面もありますが、画像やデザイン制作に関してはAffinityで大体事足ります。
ただ、印刷関係の分野で働いている方や、写真編集をゴリゴリやる方々に関しては、やや機能不足な点もあるかと思います。

今回は、Affinity Photoと、Affinity Designerを使ってみて、個人的に「ここが惜しい…」と思った点を書いていきます。

縦書きに対応していない

これは既に多くの方が指摘されていることなのですが、テキストツールが縦書きに対応していません。
デジタルの世界では横書きがメインではありますが、日本人であればスルーしきれないポイントだと思います。

頑張って一文字ずつ改行して対応したこともありますが、やはり厳しいですね…

ライブトレース や ライブペイント がない

最近のAdobeは独自のAIを活かして意欲的に機能を追加しているため、ここ数年で多くの革新的な機能が増えました。

そのため後発的に追加された機能は仕方ないのですが、Adobe CS 時代からある ライブトレース や ライブペイント といった機能が Affinity にはありません。

もしこれらの機能に頼る機会が多い方だと、Affinity Designer への完全移行は現状では難しいでしょう。

ショートカットキーをホールド中だけツールを切り替えておく機能がない

タイトルだけだと分かりにくいかもしれません。

例えば、ブラシツールを使っている時に誤って線を引いてしまい、消しゴムツールを使いたくなった時、Eのキーを押せばショートカットで消しゴムツールに切り替えられます。
ここでEのキーをホールド(押しっぱなしに)していると、Photoshopではホールド中のみ消しゴムツールになり、放すとブラシツールに戻ります。

しかし、Affinity Photo では、消しゴムツールに切り替わったままブラシツールには戻りません。
Affinity Designer でも同様です。

このホールド機能は、絵を描く際に特に重宝するかと思います。

最後に

当然ですが、Serif(Affinityを制作する会社)も Adobe も全く別な会社であるため、ソフトウェアの機能や操作性には差異が生じます。

しかし、デザイン現場では必須とされてきた Adobe の製品が高額であるため、昔から多くの方が代替品を求めてきました。
最近では CS を含む過去バージョンが全て使えなくなる「Adobe令和の変」といった事件もあり、Adobe のあり方に疑問を呈する声が一気に高まりました。
それでもなお Adobe 製品から抜け出せない人々にとって、Affinity は希望の星となっています。

Affinityの製品は、現在(2021.9.1)どれも ¥7,000 で購入することが可能となっています。
以前より少し値上がりしましたが、それでも破格といえる価格に変わりありません。

もちろん30日間の体験版もありますので、気になっている方はまずは使用感を確かめてみてはいかがでしょうか。

TOMIX編集部

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